道南七飯町の農家に生まれました。
父母が1日中働いている姿を覚えていますが、収入が少なく厳しい経営状況でしたので、農家をやめ、小学校6年生の時に観光名所でもある大沼公園に引っ越ししました。
引っ越し後父が亡くなり、母親が山菜を取って毎朝函館の朝市で売り生計を立てていました。
今でいう起業ということになるのかもしれません。
休みの日には、山菜取りの手伝いや、時には朝市での販売も行いました。一方で、小学校から高校まで、バスケットボールや野球など好きなスポーツに打ち込みました。
残念なことに、チームは一度も全道大会をはじめ、大きな大会には出場することができませんでした。今、振り返ってみても悔しさがこみ上げてきます。
健康で働くことはとても大切ですが、スポーツに励んだことが丈夫な体作りにとても役立ったと思っています。
また、小学校高学年から将棋を始め、社会に出て働き始めてからは、たくさんの大会に出場しました。
今もゲーム将棋は続けていますが、これは、大切な頭の健康づくりです。
視野を広げた大学時代
高校卒業後、神奈川県内の大学に入学しました。どのような職業についても役に立つと考え法学部に進みました。全国各地から様々な学生が集まり、方言や風習の異なる友との付き合いは、自分の考え方や視野を広める上でとても役立ちました。
当時は、経済成長が進んでいた時代で、懸命に働いて努力すれば道は拓けると考えていました。
地方公務員時代に体験したこと
大学卒業後は、北海道職員となって、保健や福祉、建設、農業などの分野で働きました。
出納業務に携わったときには取引銀行の破綻という大変な経験もしました。
また、平成12年には地方分権改革により、国、北海道、市町村が対等・協力の関係となり、互いにそれぞれの立場を尊重しながら政策を実現するという、時代の大きな変革の流れも経験しました。
34年間の公務員生活でしたが、こうした貴重な経験が、退職後の起業にとても役立ちました。
退職後は社会保険労務士へ そして行政書士へ
退職後、かねてからの、働くことに関する問題に関わりたいとの思いを実現するため、社会保険労務士の資格を取りました。北海道職員時代や北海道労働局で相談員として働く中で様々な会社に接しましたが、社員を大切にする会社は、元気で、業績も伸びています。中には、有給休暇もなく社員を使い捨てにする会社もありますが、どの業界も働き手が少なく、労働者を確保できずにやむを得ず会社をたたむことさえある状況ですから、快適に働く環境の整備と確保はますます大切です。
今後は、働き方改革が進み、社会労務士の役割は、より大切で重いものになるものと考えています。
また、昨年、行政書士業務も開始しました。
いろいろな業界で活躍している様々な方々と接することは、たいへんに楽しいです。
寺島実郎、西部邁
努力、学ぶ
◇学ぶということは大切です。
本を読むことだけではなく人から教わることもたくさんあります。
◇日本社会には、ワークバランス・女性の活躍社会・労働生産性の向上など、まだまだ課題
があります。
事業名 Yuu 社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 成田融治
所在地 江別市弥生町2-15
電 話 090-8639-2482
URL https://yuu-office.jimdo.com/市弥生町2-15
電話 090-8639-2482江別市弥生町2-15
電話 090-8639-2482